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ドイツでハロウィン!どんな祝い方をするのかな?

ドイツではハロウィンはどんな祝い方をするのかな

「ハロウィン」は子どもたちが楽しみにしている仮装イベントです。大人が楽しむというよりは、断然子どもが楽しみにしているイベントですが、具体的にはどんなふうに祝うのでしょうか。

どこで、10月31日のハロウィンを、ドイツではどんな風に過ごすのか、ドイツのハロウィンの祝い方を紹介します。

ドイツのハロウィンの祝い方

子どもたちがおばけの衣装で通りを歩く

ドイツのハロウィンでは、主に園児から5,6年生くらいまでの子どもたちが、おばけなどの空想上の怖いキャラクターのコスチュームを着て、お菓子をもらうために暗くなった街を歩きます。

子どもたちは、変身するのが大好きですよね。全ての子どもが変身好きという訳ではないかもしれませんが、これまで出会った子どもたちのほとんどが、男の子なら海賊とか、女の子ならお姫様の衣装を着るのが大好きでした。そんな子供たちの欲求を最大限に満たしてくれるのが、ハロウィンです。

お話のなかに登場するおばけやモンスター、ドラキュラ。なんだっていいんです。ちょっと怖そうに見えたらそれでOK。

どくろマークや滴る血のメイクを顔にほどこしたら、完璧!

道行く大人を驚かしながら、通りを歩きます。しかも暗くなった通りを堂々と歩くって感じも、子どもたちをわくわくさせてくれます。

ハロウィンの最大の楽しみは「お菓子」

子どもたちがハロウィンで楽しみにしているもう一つのことが、「お菓子」です。

ハロウィンの当日10月31日。薄暗くなってきた夕方5時くらいから、子どもたちは外に出て、家々を回ります。ドアを開けてくれた大人たちを驚かせながら、アメやチョコレート、グミなどの駄菓子をもらいます。

持参した袋をたくさんのお菓子でパンパンになったら、もう嬉しくってしょうがない。

「ねえ、これ食べていい?これも?」

と、質問攻めにあうでしょう。

夕方遅くという時間はちょうど夕食前でもあるので、

「これ一つだけよ。たくさん食べたらご飯が食べられなくなっちゃうよ」

なんて諭しているママの声もよく聞かれます。

 

さて、アメリカのハロウィンでは子どもたちがお菓子をもらうために言う決まり言葉、「トリック・オア・トリート(trick or treat)!」がありますよね。ドイツでもそんな決まり文句があるのですが、それは次回までのお楽しみ。

 

次回のブログ「とっとこ本読み会Plus」では、ドイツの「トリック・オア・トリート!」の言い方を紹介します。