ハロウィンで子どもたちの決まり文句「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)!」。この魔法の言葉を言えば、子どもたちはお菓子をもらえます。
ドイツのハロウィンでもこの習慣は同じ。
では、ドイツ語で「トリック・オア・トリート」はどのように言うのでしょうか。「トリック・オア・トリート」の直訳ではないところがポイントです。
今回は、ドイツ版「トリック・オア・トリート」を紹介します。
「トリック・オア・トリート」はドイツでなんて言うの?
ドイツ語では「ズーセス・オダ・ザワレス」
ハロウィンで子どもたちがお菓子をもらうために言うおまじない、英語では「トリック・オア・トリート(Trick or Treat)!」ですね。「いたずらか、それともお菓子」という意味です。
ドイツのハロウィンでもこの「トリック・オア・トリート(trick or treat)」のような決まりの文句があります。
それは、「süßes oder saures」。カタカナ読みをすると、「ズーセス・オダ・ザワレス」のようになるでしょうか。
「süßes oder saures」の意味は「甘いのか酸っぱいの」
「süßes oder saures」を直訳すると「甘いのか、酸っぱいの」になります。
「甘いの」はもちろんお菓子のことですが、「酸っぱいの」は何を指しているのでしょうか。それは、「いたずら」です。ひどい目に合わせてやるぞ、という意味が隠されています。
つまり、子どもたちの気分で「süßes oder saures」を訳したら、「お菓子がいい?お菓子をくれなきゃ、ひどい目に合わせてやるぞ」という感じでしょうか。
怖~い衣装を着た子どもたちに「süßes oder saures」なんて言われたら、大人たちは慌てて、子どもたちにお菓子をあげたくなっちゃいますよね。
それで子どもたちもニンマリ。
ハロウィンは子どもにとって嬉しいお祭りです。
次回は、ハロウィンでお菓子をもらえるお家を見つけるときのヒントを紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。