ドイツでも夏の暑い日には、気温が30℃以上になることも度々ありますよね。そんな時には冷たいアイスが食べたくなるもの。アイス屋さんの前には長蛇の列ができていることもありますよね。
そんなアイス屋さんの前に行ったとき、ある光景を見かけてちょっと驚いたことがありました。
赤ちゃんは何才からアイスを食べていいの?
6ヶ月のくらいの赤ちゃんがアイスを食べてる⁈
まだ月齢6ヶ月くらいかなと思える赤ちゃんがベビーカーに座っていたのですが、その横でママらしき女性がアイスを食べていました。
赤ちゃんはママのアイスを欲しがる様子を見せていなかったのですが、ママはふと赤ちゃんのお口にアイスを近づけました。すると、赤ちゃんは大きくお口を開けて、ペロッ。アイスをなめていました。赤ちゃんがお口のアイスがなくなったころに、また赤ちゃんに近づけるので、赤ちゃんはペロッとなめていたのです。
「あら、アイスってあんな小さな赤ちゃんも食べてよかったのかしら?」
ちょっと気になって調べたところ、赤ちゃんには少々早すぎるアイスだったのかもと気づいてしまいました。
アイスは1才を過ぎてからが◎
日本語のサイトだけでなくドイツ語のサイトも調べてみたのですが、アイスの食べ始めは、赤ちゃんが1才を過ぎたころということでした。
でも、アイスはとろりとしているので、冷たいってことを除けばまるで離乳食のようですよね。だから赤ちゃんがアイスを食べてもよさそうにも思えます。
では、なぜ1才以下の赤ちゃんはアイスを食べないほうがいいのでしょうか。
なぜ赤ちゃんはアイスを食べてはいけないの?
理由➀ 甘味料が多すぎる
アイスは砂糖などの甘味料がたくさん入っている嗜好品です。1才以下の赤ちゃんはまだ味覚が発達段階なので、甘みのような強い刺激を与えてしまうと甘いものばかり欲しがるようになってしまうのだそうです。
理由② 着色料も多めに使われている
ドイツ語のサイトでよく見られた理由として、アイスには砂糖だけでなく合成着色料も多く使用されているとのことです。
合成着色料はがんやアレルギーを発症させる可能性があるだけでなく、子どもの注意力を妨げるような働きも報告されているそうです。
参照:阿部司著『食品の裏側2 実態篇』
安心して食べられる手作りアイスのレシピ
ここからは、1歳になる前の赤ちゃんから小さなお子さんまで食べられる手作りアイスのレシピを紹介します。
私の子どもたちが小さい時に何度も作ったレシピなのですが、簡単すぎてレシピというほどではありません。ちょっと手の空いた隙に、試してもらえたら嬉しいです。
初級編:ジュースで作るアイスキャンディー
果物のジュースを凍らせるだけのアイスキャンディーです。普段、子供に飲ませているアイスを製氷機で凍らせるだけのアイスキャンディーなのですが、私の子どもたちは飽きずによく食べていました。
もう少しコクを出したいのなら、フルーツのピュレを加えても◎。
IKEAで買ったアイスキャンディーメーカーが重宝しましたよ。
中級編:フルーツとヨーグルトのアイス
果物とヨーグルトをミキサーにかけて凍らせたアイスです。
バナナ+ヨーグルト
バナナ1本に対して、ヨーグルト1/3カップ程度を組み合わせたアイスです。バナナの甘みが強いので、お砂糖などの甘味料を入れなくても食べてくれるはず。
ブルーベリー+ギリシャヨーグルト
ブルーベリー150gとギリシャヨーグルトをやや多めの170gをミキサーでよく攪拌してから、凍らせたアイスです。
普通のヨーグルトではなくギリシャヨーグルトにすることで、濃厚なお味に。ヨーグルトと混ぜる前に、ブルーベリーをミキサーにかけてしっかりとビュレにしてくださいね。そうすると口当たりがやさしくなります。
これでは甘さが足りないというなら、お砂糖や、1歳以上のお子さんならハチミツを足してもいいのですが、ジャムを足すのもなかなかのお味。
いろんな果物と合わせてベストマッチを見つけてみてください。
手作りアイスで安心おやつ
夏の暑い時期を少しでも涼しく過ごさせてあげたい。そんな思いからついアイスを買ってきたくなるのですが、甘味料や着色料が気になるという方は、ぜひアイスをお家で作ってみてください。それほど手間がかからず、簡単に冷た~いおやつができますよ。