とっとこ本読みPlus

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こんな絵本たち読みました【9月8日とっとこ本読み会】

9月8日の「とっとこ本読み会」は、「あいたいな」と題して、敬老の日にちなんだ絵本を読みました。また、9月には十五夜もあることから、「月」をテーマにした絵本も読みました。

この記事では、読ませていただいた絵本の紹介に併せて、絵本を読んだときにのお友だちの様子や読み手の感想も紹介します。

《目次》

9月8日の「とっとこ本読み会」の本と手遊び

絵本『おおきなおなべとちいさなおなべ』

おおきなおなべとちいさなおなべ
文:二宮由紀子 絵:石倉ヒロユキ

まず初めは、あるおうちの台所でのお話です。

『おおきなおなべとちいさなおなべ』のあらすじ

おおきなおなべとちいさなおなべが口げんか。

「僕の方が大きくていっぱい入るよ」と言われたら、小さい僕の方が「ほらもうお湯がわいたよ」

おたがいに張りあっているうちに、ふたつのおなべを使った美味しそうなパスタの出来上がり!

言い合っているお鍋たちはどちらも長所や個性があって、喧嘩をしながらも、なんだかお互いの長所や得意なところが見えてきて、ほのぼのするお話でしたね。

絵本『はやくあいたいな』                         

はやくあいたいな
作:五味太郎
絵本館

9月18日は日本では敬老の日です。「長く社会に貢献してきた人たちを敬い、長寿をお祝いする日」だそうです。

子どもたちのパパママ、そのパパママ、そのまたパパママ、そのまたまた上のパパママというお話をしました。誰が欠けてもぼくらはうまれてこなかったね。みんなにありがとうだね。

『はやくあいたいな』のお話

離れた場所に住むようちゃんとおばあちゃん、急に会いたくなってお互いの家に向かうのだけどすれちがいばっかり。

絵の中の小さな描写もよく見ていてみんな楽しんでくれましたね。       

絵本『あきまつりピーヒャラ おはやしの日!』

あきまつりピーヒャラ おはやしの日!
作:ますだゆうこ 絵:たちもとみちこ
文溪堂

朝夕涼しくなり、秋の訪れを感じられる季節になりましたね。

日本では秋にいろいろな農作物の収穫の時期を迎えます。実りの秋を迎えられたことに感謝し、ますますの発展、無病息災を祈願する「秋祭り」が行われています。

次に読んだ絵本はそんな秋祭りのお話です。

『あきまつりピーヒャラ おはやしの日!』のあらすじ

もうすぐ、町の秋祭り。さとるは、秋祭りのおはやしで、初めて笛をふくことになりました。でも、練習であまりうまく吹くことができなくて、さとるは嫌になり練習を休んでしまいます。裏山で鳴き声のきれいな鳥にであい、鳥たちと一緒に笛の練習をしてとても上手になりました。その時初めてさとるは「楽しい!」と感じ、鳥たちに「楽しむことが大事だよ」と教えてもらいました。

少し長いお話でしたが、みんなじっくりと聞いてくれていましたね♪

♬ 山の音楽家 パネルシアター

                               

♪わたしゃおんがくか やまのこりす♪

「山の音楽家」のお歌をパネルシアターで楽しみました。

知っているお友だちも多かったですね。いろいろな楽器を奏でる振りつけと一緒にみんな上手に歌ってくれました!

絵本『おつきみうさぎ』

おつきみうさぎ
作:中川ひろたか 絵;村上康成
童心社

おつきさまでうさぎはおもちつきをしている、というのは日本のイメージだそうです。ヨーロッパではカニに見える、というようですね。

おつきさまから落っこちてきたきんいろのうさぎとピーマン村の幼稚園のみんな。図書館のお友だちも一緒にうさぎの行方を見守ってくれました。ありがとう。

一緒にお団子づくりもべんきょうしました。ぜひおうちでも作ってみてね。

絵本:つき

つき
作:山田 和
福音館書店

ことしの十五夜は9月29日です。じつは十五夜さんは毎年まんまる満月とは限らないのですが、ことしは満月の十五夜さんですよ。

夜空にうかぶお月さま、細くなったり膨らんだり。どんな風に変化するのか写真の絵本を見ながらおはなししました。

「こんなの見たことある」とたくさん声があがりました。今からの季節は暮れるのが早いから子どもたちにも月を見る機会が多くなりますね。おっと、朝に月を見たよという子もいましたね。明るい空にうすく見えるときありますよね。みんなよーく見てますね。

お月見クイズ

                               

「クーイズクイズ!」「なーんのクイズ?」の掛け合いで始まった、お月見クイズ!

お月見で飾る植物は何?十五夜はお団子何個飾る?

みんなどれくらい知っていたかな?(^^)

絵本『お月さまってどんなあじ』

おつきさまってどんなあじ
文・絵:マイケル・グレイニエツ 訳:いずみちほこ
らんか社

おはなし会も終盤ですがみんな上手に聞いてくれました。

はじめに「おつきさまたべたことある?どんな味だった?」と聞いた時に「チョコレートのあじ」と素早いこたえが返ってきました。びっくり!ねぇ、それって大正解じゃない?

『お月さまってどんなあじ?』のあらすじ

おつきさまをひとくち食べてみたいなぁと思っていたどうぶつたちが協力しておつきさまに手を伸ばします。パリッ!とかじったおつきさまのかけらは「みんながそれぞれいちばんすきなもののあじ」だったんだって。

みんなのおつきさまはどんなあじかな?

♬おさるのおふろ

                                 

3匹のおさるさんたちが、次々とお歌に合わせてお風呂に入る『おさるのおふろ』。小さなおさるさんたちがお風呂に入っている様子がかわいらしかったですね。

歌のテンポもよくて、初めて聞いたお歌なのに、みんなが楽しそうにしていた様子が良かったです。

9月8日のとっとこ本読み会はいかがでしたか?

9月8日には、おばあちゃんとお孫さんの話や、お月さまのお話などを読みました。パネルシアターでは、みんなと一緒に楽しく「森の音楽隊」を歌いましたね。

歌『おさるのおふろ』は、もう一回というリクエストも。

楽しい時間が過ごせました。どうもありがとうございました。

次回のとっとこ本読み会は10月6日(金)

次回のとっとこ本読み会は、10月6日(金)15時半から予定しています。その詳細は、また時期が近づきましたらお知らせしますので、ブログやジモモ・フランクフルト、インスタをご参照ください。

14時15分から始まる「とっとこベビー」も、どうぞよろしくお願いします。