乗り物好きにはたまらない絵本『せんろはつづくどこまでつづく』。人気の「せんろシリーズ」の一冊なので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、『せんろはつづくどこまでつづく』のあらすじや作者のことなどを解説します。『せんろはつづくどこまでつづく』の魅力を再発見してみてください。
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』のあらすじとシリーズ
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』のあらすじ
線路をつなげてつなげて…子どもたちは、列車が走る線路をつなげて遊びます。
線路が完成したらその次は、電車です。ディーゼル機関車、新幹線に貨物列車。列車もつなげてつなげて…
電車好きにはたまらない、親子で遊んでいる感覚を味わえる絵本です。
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』はせんろシリーズの第3弾
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』は、人気の絵本『せんろはつづく』の続々編、第3弾の絵本です。
絵本『せんろはつづく』は2003年に出版されて以来、電車好き、のりもの好きの子どもたちの心をわし掴みして、大人気の絵本になりました。
その温かみのあるイラストも魅力の一つ。
絵本『せんろはつづく』が出版されて6年後に『せんろはつづくまだつづく』が出版されて、さらに3年後に『せんろはつづくどこまでつづく』が出版されました。
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の出版情報
- 出版社:金の星社
- 出版日:2011年8月
- ISBN:978-4-32302442-4
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の作者とは?
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の作者は鈴木まもるさん
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の作者は鈴木まもるさんです。
せんろシリーズの第1弾と第2弾までは、文章は竹下文子さんで、絵を鈴木まもるさんが担当されていました。しかし『せんろはつづくどこまでつづく』では、文と絵の両方が鈴木まもるさんによります。
鈴木まもるさんの温かみのあるだけでなく、しっかりとディテールをとららえたイラストは、ママやパパだけでなく、子どもたちにも愛されています。
絵本作家として活躍する傍ら、鳥の巣兼研究にもお忙しい鈴木まもるさん。鳥の巣に関する著作も多数あります。
鈴木まもるさんの主な絵本
- 『黒ねこサンゴロウ』シリーズ(偕成社):講談社出版部下賞絵本賞
- 『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店):産経児童出版文化賞JR賞
- 『ピン・ポン・バス』(偕成社)
- 『鳥の巣いろいろ』(偕成社)
- 『鳥の巣の本』(岩崎書店)、など
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の読み聞かせのポイントは?
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の対象年齢は3才から
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』の読み聞かせるなら、対象年齢は3才から5才くらいまででしょう。
乗り物好きのお子さんにはとても魅力的な絵本ですが、身近な乗り物がいろいろ出てくるので、乗り物好きに限らず、小さなお子様たちにおすすめの絵本です。
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』で一緒に困ってみよう
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』は、特に趣向を凝らすことなく、自然と読み進めていけば、「乗り物」という馴染みあるものに興味を示す子どもたちが多いでしょう。
列車が走る様子をお話やイラストを通して想像するのも、この絵本のおもしろいところです。
また、お話を読み進めていくと、問題が起こります。その問題に登場人物になったつもりで、「あれ、どうしたらいいんだろう」と一緒に悩んでみるのも、お話の醍醐味でしょう。
6月2日のとっとこ本読み会でも読みますよ
絵本『せんろはつづくどこまでつづく』は、6月2日のとっとこ本読み会で読む予定の1冊です。6月は日本では梅雨の季節。そんな中でも楽しめる絵本として紹介します。
お時間のある方、フランクフルトやその近郊に住まわれている方、お待ちしています。