パン好きにはたまらない、いえ、パン好きでなければパン好きになってしまうかもしれないほどの人気の絵本『パンどうぞ』と『パンどろぼう』。
この二冊の絵本は、食欲の秋ということで「おいしい秋を食べよう」と題した11月3日開催の「とっとこ本読み会」でも、読む予定にしている絵本です。
今回は、この『パンどうぞ』と『パンどろぼう』を紹介します。
絵本『パンどうぞ』のあらすじや魅力とは?
『パンどうぞ』のあらすじ
『パンどうぞ』にはっきりとしたあらすじはありません。
そこに描かれているのは、いろいろなパンたち。あんぱんに、ロールパン、ジャムパン、クリームパン…。それを、「どうぞ」としてもらえるので、「ぱくっ」と、つい子どもたちのお口が開いてしまう、そんな絵本です。
『パンどうぞ』の魅力は「ふっくらと描かれたパンのイラスト」
『パンどうぞ』は2才のお子さんからおすすめの絵本。はっきりしたタッチで描かれたおいしそうなパンのイラストは、小さなお子さんの目も釘付けではないでしょうか。
ドイツに住んでいては見慣れないパンもたくさん出てきます。でも、その画力から、「食べたらおいしそう」とつい想像してしまうこと請け合いです。
『パンどうぞ』の出版情報
- 作者:彦坂 有紀・もりと いずみ
- 出版社:講談社
- 発行日:2014年10月27日
- ISBN:9784061325883
絵本『パンどろぼう』のあらすじや魅力とは?
『パンどろぼう』のあらすじ
パンをこよなく愛するパンどろぼう。おいしいパンには、目がありません。
何よりも好物は、ふっくらやきたてのパン。ああ、たまらない!
ある日、パンどろぼうは一軒のパン屋を見つけます。その名も「世界一おいしい森のパン屋」。
ただ事ではありません。もう、パンどろぼう派ジットはしていられない。
パンどろぼうは、パンにまぎれてそのパン屋に入り込み、ふっくらおいしそうに焼き上げられたパンをひと盗み。そして、それを食べてみたら・・・。
続きは、絵本を読んでからのお楽しみ。
『パンどろぼう』が人気の理由は「パンどろぼうの愛すべき表情」
『パンどろぼう』の人気の秘密は、見た目がパンのパンどろぼうです。パンをこよなく愛するパンどろぼうというだけでも愛せないキャラなのですが、またパンをほおばっているときに見せる表情が魅力的。
おいしいパンを食べたら、そうよね、そんな表情になっちゃうよね、とうなずいてしまいます。
『パンどろぼう』の出版情報
- 作者:柴田 ケイコ
- 出版社:KADOKAWA
- 発行日:2020年4月16日
- ISBN:9784041090602
まとめ
人気のパンの絵本『パンどうぞ』と『パンどろぼう』は、パンのおいしさを再発見させてくれる魅力的な絵本です。みなさんも、一度手に取ってみませんか。
パン絵本は「とっとこ本読み会」でも読みますよ
11月3日(金)に開催する「とっとこ本読み会」で、今回ご紹介した2冊の絵本を読む予定にしています。ほかにも、サンドイッチやさつまいもの絵本など、食欲の秋に拍車をかけるラインナップです。
小さなお子様がいらっしゃる方は、ぜひおいでください。