「おにぎりアクション」とは、おにぎりの写真をSNSに投稿することで、アフリカやアジアなどの子どもたちに給食を届けられるボランティア支援です。
おにぎりの写真で、海外の子どもたちが給食を食べられるようになるなんて、ちょっと意外ですよね。でも、そんなアクションが日本発で行われています。
今回は世界の子どもたちを貧困から救うだけでなく、教育も支えることになる「おにぎりアクション」を紹介します。
「おにぎりアクション」とは?
「おにぎりアクション」で世界の子どもたちに給食を届けるボランティア支援
「おにぎりアクション」はおにぎりの写真をSNSに投稿することで、世界の子どもたちに給食を届けるボランティア支援です。
みなさんが普段食べているおにぎりでいいのです。そのおにぎりを写真に撮ってSNSに投稿します。すると、おにぎりの写真一枚につき100円が協賛企業から寄付されて、アフリカやアジアに住む子どもたちの給食の資金として使われます。
100円で、何食分の給食が支給できると思いますか。なんと、5食分です!給食5食、つまり5人の子どもたちが給食を食べられるようになるのです。
「おにぎりアクション」の参加の仕方
ここからは、「おにぎりアクション」への参加方法を紹介します。
「おにぎりアクション2023」は10月4日(水)~11月17日(金)に開催されます。この期間に、下記のようにして写真を投稿してください。
- スマホなどで「おにぎり」にまつわる写真を撮ります。「おにぎりの写真」でもいいですし、おにぎりを食べている写真でもいいです。「おにぎり」が映っている写真ならそれでOKです。
- おにぎりを撮影した写真を、X(旧ツイッター)、フェイスブック、インスタグラム、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿します。
この時、#OnigiriActionを付けてもらえたら、おにぎりアクションの輪がさらに広がるので◎
写真の投稿費用は、もちろん無料です。つまり、おにぎりの写真を投稿するというアクションが、世界の子どもたちへの給食の支給に繋がります。
「おにぎりアクション」を通して救われる子供たち
おにぎりアクションがスタートした2015年から2022年までの間の8年間で、投稿された写真は約150万枚で、約836万食の給食が届けられました。
世界には、たった一食の給食を食べられない貧困地域が、アフリカやアジアにあります。
例えば、フィリピンカステリヤホスでは、1日1食の給食支援をうけられたお陰で、極端な発育不良だった子どもたちの数が、2017年6月時点では27%もいたのに、1年も経たないうちに4%まで下がったという事例があります。
また、給食があるから、という理由で学校に行くようになり、勉強する機会を得られた子どもたちもいます。
1日1食の給食が、食の支援だけでなく、教育の支援にもなります。
おにぎりアクション2023 - おにぎりで世界を変える (onigiri-action.com)
「おにぎりアクション」はNPO法人Table For Two Internationalによる取り組み
「おにぎりアクション」はNPO法人Table For Two Internationalによって運営されています。
Table For Two Internationalは、世界の食糧問題や健康問題の解決に取り組むNPO法人で、先進国の日本と発展途上国に住む子どもたちと食事を分かち合うことをコンセプトにしています。
詳しくは、NPO法人Table For Tow InternationalのHPを参照してください。