11月11日(金)に開かれる「とっとこ本読み会」では、たくさんの本を読む予定にしてますが、今日はその中の一冊『いろいろたまご』を紹介させていただきます。
『いろいろたまご』は作者山岡ひかるが書かれた絵本で、たまごの変幻自在な様子が巧みな言葉遊びで繰り広げられる楽しい絵本です。
『いろいろたまご』のあらすじや対象年齢、山岡さんのことなどの解説を通して、小さなお子さんに大好評の『いろいろたまご』の魅力をお伝えできたらと思っています。
絵本『いろいろたまご』のあらすじとは?
『いろいろたまご』は「たまごがどんどん姿を変えていく物語」
最初にたまごがありました。たまごはまるまる、コロコロしていて、みんなそっくり。でも、よく見ていてください。たまごはたまごかけご飯にたまご焼き、ゆでたまごなど、いろんなお料理でいろんな姿を見せてくれます。
『いろいろたまご』はたまごが私たちの食卓でどんどん変化していく様子を伝えてくれています。
『いろいろたまご』は「言葉遊びもおもしろい」
『いろいろたまご』は語呂のいい言葉選びも特徴の絵本です。
「ころころたまご そっくりたまご…」
語呂の良さは、聞いていて心地がいい。だから、子どもたちも自然と絵本の中に入っていってしまいます。
また、読み聞かせている読み手も、読んでいて楽しいのです。
『いろいろたまご』は、親しみのあるテーマを巧みな言葉づかいで楽しませてくれるので、読み聞かせにぴったりの絵本です。
『いろいろたまご』は「食べ物絵本シリーズ」の1冊
『いろいろたまご』は、著者、山岡ひかるさんの食べ物絵本シリーズの一冊になります。この食べ物絵本シリーズにはどんな本があるかというと…
- 『いろいろごはん』
- 『いろいろいちご』
- 『いろいろじゃがいも』
- 『いろいろバナナ』
- 『いろいろきのこ』
- 『いろいろサンドイッチ』
- 『いろいろやさい とこやさん』
- 『いろいろだんご』
- 『いろいろおすし』
「いろいろ」がいっぱいです!どれもおいしそうで、食べたくなっちゃうシリーズですね。
絵本『いろいろたまご』の年齢対象は?
『いろいろたまご』の年齢対象は3才から5才くらい
『いろいろたまご』の年齢対象は3才から5才くらいだと言われています。
しかし、言葉の語呂のおもしろさ、親しみやすいテーマに愛嬌のあるイラストから、もっと小さいお子さんからでも楽しめるのではないでしょうか。
『いろいろたまご』は、食べ物に関心のある2才くらいお子さんから長く付き合える絵本だと思います。
絵本『いろいろたまご』の作者「山岡ひかる」さんはどんな人?
山岡ひかるさんは身近なものを素敵なお話に変える魔法使い
山岡ひかるさんは、身近なものを素敵なお話に変えることができる素敵な作者さんです。まるで魔法使いのようです。
私たちの身の回りにある野菜や果物、洋服までもが、山岡さんの手にかかると素敵なお話に!
愛情あふれる温かみのあるイラストも山岡さんの魅力です。
山岡ひかるさんの略歴
- 1967年、愛知県名古屋市生まれ。
- 三重県四日市市の子どもの本の専門店「メリーゴーランド」主催の絵本塾で絵本の捜索を始める。
- 2000年に絵本作者としてデビュー。
絵本『いろいろたまご』の評判は?
『いろいろたまご』の評判を集めてみました。
- 「ことばのリズムがおもしろい」
言葉のリズムがいいので、まるで歌っているかのようです。 - 「2才の子どもが大好き」
小さなお子さんも楽しめる絵本、それが『いろいろたまご』ですよね。 - 「卵料理が勢ぞろい」
つぎつぎとでてくる卵料理は、普段ママが作ってくれるようなお料理たち。だからこそ、子どもたちが楽しめるんですよね。
『いろいろたまご』は「たまごの変化を言葉遊びとともに楽しめる本」
『いろいろたまご』は「たまご」という私たちの身近にある素材を、わかりやすいストーリーと、親しみやすいイラストで描いた絵本です。たまごがどんどん姿を変えていく様子は、子どもたちにとっても親しみやすいテーマです。
たまごの変介していく様子を言葉遊びとともに楽しめるので、小さなお子さんにも愛されて、また読み聞かせをするママやパパたちにも人気の絵本です。